全買い・買い占めることのメリットとリスク
せどりで稼いでいくためには大量に仕入れるということが必須となってきます。
例えば、目の前に高回転で十分に利益が出る商品があったとしたならば、1つでも多くかき集めた人が一番多く稼げることになりますからね。
実際はトレンド商品や全国セールなんかも絡んでくると値下がりする可能性も大なので一概に言えませんが、単独商品であれば値付けだって自分の思うがままにすることが可能です。
今回はそういった商品を買い占めることのメリットやリスクなどを説明していきます。
買い占めるメリット
〇 利益が倍々になっていく
〇 ライバルの購入を防ぐことができる
〇 物によっては安くしてもらえる
〇 利益が倍々になっていく
一番のメリットは利益が倍々になっていくという点。
利益の出る商品を10個買ったら利益は10倍
100個なら利益は100倍となるわけです。
しかも同一商品が100個あると出品も楽ですからね。
大きく稼ぎたい方や効率が良い仕入れがしたい方は「買い占め」をうまくやっていく必要があります。
〇 ライバルの購入を防ぐことができる
当然ですが、自分が買い占めた商品は他の人は買えません。
必然的に、ライバルの侵入を未然に防ぐことになります。
逆を言えば、10個ある商品を5個だけ買ったりすると、残りの5個をライバルに買われる可能性があるということです。
ライバルが増えるということはそれだけ値下がりリスクも上がりますし、売れ行きも若干落ちます。
できるだけライバルが増えないようにするために、買い占めるということは非常に効率が良いことです。
〇 物によっては安くしてもらえる
大量に買うということは物によっては交渉材料にもなります。
「これ、全部欲しいのですが○○円になりませんか?」
そんな交渉もできるのが大量購入の強みです。
自分の経験上、断られることも少なくないですが、別に断られても何も失うものはありません。
積極的に交渉していきましょう(^^)
買い占めるリスク
〇 値下がりによる損害が大きい
〇 キャッシュフローが悪くなる
〇 物がかさばる
〇 値下がりによる損害が大きい
せどり・転売をやる上で100%値下がりを回避することはできません。
どんな商品でも値下がる可能性を秘めています。
100個仕入れた商品が赤字ラインまで値下がりしてしまうと、
1つの赤字分 × 100個がマイナスになってしまいます。
〇キャッシュフローが悪くなる
一つの商品を大量に買い込むということは、それだけで大きなリスクとなる可能性を秘めています。
リスクというのは、キャッシュフローが極端に悪くなることです。
こちらの記事に詳しく書いてありますので読んでみるとためになると思います。
⇒縦積みした商品の損益分岐点
せどりで資産運用と考えるか、キャッシュを増やしたいのかで仕入れる基準は変わってきます。
資産運用と考えるならばキャッシュフローが悪くなろうが全然OKです!
キャッシュを増やしたい人は同一商品の縦積みは超高回転のものだけを仕入れるべきでしょう。
〇 物がかさばる
買い占めるということはそれを一瞬だけでも保管しておくスペースが必要になってきます。
配送サービスをしていない店ではそれを持って帰るだけでも一苦労ですね。
小さい商品であればFBA保管料も微々たるものなのでAmazonに丸投げしてもいいでしょうが、大型商品を大量に仕入れた場合は保管料も相当なものになってくるため、自宅保管を余儀なくされます。
私は大型商品を大量に仕入れた場合、商品を数個ずつFBAに送って無くなったら補充する形を取ってます。
小出しにすることでFBAの在庫料が安くなるからですね。
そういった自宅保管の商品がどんどん増えてくると家の中をどんどん圧迫していきます。
広い家に住んでいる方なら苦ではなくても、狭いアパート暮らしの人だったら大変でしょう。
仕入れ資金的に問題はなくても、こういった保管スペースを確保しなければいけません。
最近では「コンテナ・トランクルーム」などもレンタルできるサービスも増えてきました。
引っ越しはしたくないけどスペースに難アリという方はレンタルも考えてみてもいいかもしれません。
まとめ
全買い・買い占めるということには少なからずリスクがあります。
それだけに大量に買い占めるという行為は慣れていてもなかなか難しいものです。
1個2個であれば何も考えずに売ればいい話ですが、100個やそれ以上となると戦略的に売っていくことも大事になってきます。
買い占める際は、「値下がりリスク」「自分の資金」「自宅スペース」なども考慮して購入するようにしましょう。


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結構メルパチの頻度多くて気になったのですが
最近は8割くらいはメルカリからの仕入れなんですか?
タバスコさん
今月の仕入れ金額の割合は店舗3:電脳1です。
割合で言ったらメルカリはせいぜい25%くらいです。
稼働は電脳の方が多めなのですが店舗の方が効率良い仕入れをしている傾向にありますね。
ただ、店舗から広がって電脳で仕入れることができたケースもかなりありますので店舗とか電脳とか分けること自体がナンセンスかもしれません。
常に柔軟な頭で攻略していきたいですね(^^)
「コンテナ」や「トランクルーム」等には注意すべき点があります。
だいたいどこも契約書に「営業および軽作業の禁止」とあるので
倉庫内で頻繁にダンボールへの荷造りなどは
見つかるとうるさく言われる可能性があります。
面倒ですが持ち帰ってから梱包したほうが無難だと思われます。
「コンテナ」タイプの場合の注意点として
換気孔を開けての自然通風かつ炎天下に設置されているため
内部の温度や湿度に注意する必要があります。
またコンテナの上段を借りてしまうと、出し入れが面倒です。
「トランクルーム」の場合は、多くが既存の建物のフロアを使っているため
照明と換気程度はされていることが大半ですが
エアコン等の空調設備がある物件は稀です。
またトランクルーム内の通路はあまり広くなかったり
建物の出入り口に階段がある場合もあるので
ある程度より大きなものの出し入れは難しい場合もあります。
たまたま自分が引越しの際に借りたレンタルスペースの場合は
割り当てが出入り口の真正面の通路に飛び出しているところだったので
押し入れ用の奥行き76cmの衣装ケースがらくらく搬入出できましたが
他のスペースだったらかなり悲惨な目に遭っていたと思います。
#中身がPC系の金属の塊やら目いっぱいのCD類やらで1つ20kg超なので。
匿名Tさん
適切なコメントありがとうございます。
自分も知らない情報ばかりなので非常に参考になります。
コンテナもトランクルームも使う際は注意が必要ですね。
どちらにせよ温度はかなり上がりそうなので精密機械や温度管理が必要な商品は危なそうですね。
貴重な情報ありがとうございます(^^)